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東海愛知新聞

寸劇で防止呼びかけ

オレオレ詐欺 ひったくり  次はアナタが狙われる
   劇団「岡崎安全座」 市職員と警察署員で結成

岡崎市職員と岡崎署の地域安全担当官で結成した劇団「岡崎安全座」が8日、同市美合町の高年者センター岡崎で、お年寄り約220人を前に、「オレオレ詐欺」と「ひったくり」防止を呼びかける寸劇を披露した。
 より分かりやすく防犯を呼びかけようと、県内で初めて自治体と警察が連携して劇団を結成。緑丘学区老人クラブ連合会(大森惣吉会長)の定例会で初公演した。
 劇のタイトルは「次はアナタが狙われる」。ストーリーは「ひったくり」と「オレオレ詐欺」の実際の手口を参考に考案した。たった2日間の短期練習ながらも、団員らはユーモアを織り交ぜた演技を熱演。約15分の公演で、孫を装った犯人が電話口で言葉巧みにお年寄りを騙す手口や、ひったくりの瞬間を再現しながら、「お金を振り込む前にだれかに相談を」「バッグは斜めがけに持って」などと訴えた。
 劇団は来年1月9日に同町のハウスプラザ岡崎で、子供づれの家族を対象に「連れ去り防止」の寸劇を披露する予定。同署は「希望があれば“出前公演”も行う。現在は七人だが将来的には生活安全課の署員を劇団に入れたい」としている。
オレオレ詐欺の被害8千万超す 岡崎署
 同署の調べでは、今年1月〜11月末までのオレオレ詐欺による管内の被害件数は33件。被害総額は8,332万円に上る。また、ひったくりも同時期に過去10年で最悪の126件発生している。  

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