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東海愛知新聞

衛生第一のめん作り

岡崎市羽根町の岩瀬食品 食品衛生優良施設で厚労大臣表彰

厚生労働省と財団法人日本食品衛生協会主催の今年度食品衛生功労者・優良施設表彰式がこのほど、東京で行われ、岡崎市羽根町の製めん製造販売岩瀬食品(岩瀬定徳社長)が「食品衛生優良施設」として厚生労働大臣から表彰された。
 岩瀬食品は昭和20(1945)年創業で、現社長は3代目。日ごろから工場および製品の衛生管理には注意を払っている。事務所や作業場には、「5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)」の文字が目につく。
 妻で専務の初江さんはじめ5人のパート従業員が仕事の始めや終わりにお互いをチェックして安全に努めている。初江さんは「形の上でのチェックも大事だが、チームワークよく一生懸命仕事するしつけが大切」と話している。
 同食品はこれまで、愛知県知事表彰、日本食品衛生協会会長表彰も受けている。
 なお、同食品は来年開催される「愛・地球博」の「あいち・ふるさと自慢市」に自社製品の半生めんを出品する。期間は、来年7月18日から8月31日まで。

■園芸肥料の販売会社設立
   太田油脂 来年から営業開始

J―オイルミルズの油脂関連会社、太田油脂(本社岡崎市、太田進造社長)はこのほど、J―オイルミルズの園芸肥料部門の譲渡を受けることで合意した。これに伴い同社は、園芸肥料販売会社「JOYアグリス」を設立、来年1月から営業を開始する。J―オイルグループの事業連携強化の一環で、今後生産の効率化や付加価値商品の開発に力を入れ、一層の発展を目指す。
 同社の計画によると、生産部門では、まず12月下旬までにJ―オイルの園芸肥料工場である茨城工場(茨城県新治郡)と櫨谷工場(神戸市西区)を譲り受けて、太田油脂の園芸肥料工場として整備する。
 一方、販売部門では、販売強化を図るため園芸肥料販売会社「JOYアグリス」を設立、来年一月から営業活動を開始する。本社を東京都中央区日本橋室町に置き、社長には小田原英樹太田油脂専務が就任した。資本金は3000万円で、太田油脂が90%、J―オイルが10%出資した。従業員は12人。新会社はJ―オイルと太田油脂の園芸肥料の販売部門をそっくり引き継ぐとともに、他の農業関連商材の販売にも積極的に取り組み、初年度は15億円の売り上げを見込んでいる。

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